コートの長さでわかる着物の年代
きものとは心身ともに自分を高める衣服！！
もっとも輝く日本女性になるための着物道 谷加奈子 です。
2018年10月25日は、「満月」。
十三夜は、21日でした。
満月は月全体に太陽の光をいっぱい浴びているので
パワフルな月のエネルギーが満ちています。
今年は、十五夜も十三夜を見ることができ
お月様の輝きから
心のエネルギーをいただきましたね！
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◆◇着物コートは必要ですか？◇◆
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10月も下旬となりました。
そろそろ寒さを感じる季節ですね。
朝晩と涼しくなってきたので
外出時、着物のコートも
厚手の単衣で
ちょうど良い季節となりました。
私は、今の時期
気温の変化に対応できるよう
長襦袢は単衣
着物は袷
コートは厚手の単衣にしていますが
近年は、コートではなく
ショールで温度を
調節している方も見かけます。
伺ってみると
コートを着ると暑いから・・・
自宅から車で移動するから・・・
などなど理由はさまざま。
さて、みなさまは
コート派？
ショール派？
どちらですか？
それぞれに良いところ
良くないところがあるので
ここでご紹介します。
コートの良いところは
着物と帯を汚れなどから守るところ。
暖かいところ。
着付けが不安なときに帯を隠せるところ。
コートの良くないところは
着物の寸法に合わせないと
コートから着物が出てしまうところ。
お値段が手ごろでないところ。
ショールの良いところは
サイズを気にしないところ。
お値段が手ごろなところ。
コートの良くないところは
着物を汚れから守りきれないところ。
留めていないと手がふさがってしまうところ。
礼装には向かないところ。
それぞれに特徴があるので
参考にしてみて下さいね。
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◆◇コートの長さでわかる着物の年代◇◆
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洋服でも
ミニスカートが流行った時代
ロングスカートが流行った時代があったように
着物には流行がない・・・と
言われていますが
流行が全くないわけではありません。
前回は八掛の色によって
時代がわかるお話をしましたが
コートにも流行がありました。
コートや羽織が全盛期だったのは
昭和30年代～40年代。
学校の行事には
色紋付に黒の羽織だった時代。
コートの丈は
膝よりも上でした。
時代は昭和から平成になり
少しずつコートの丈が長くなり
現在は膝下から
さらに長くしている人もいます。
色合いについては
赤紫や紅色・朱色から
落ち着いた色合いへと
八掛の色と同じく変化しています。
着物のわかりにくいところは
昔の着物でも
流行に左右されないものあり
流行りか流行りでないか
現代にマッチしているかしていないか
判断が難しいところです。
ではどこで判断したらよいか・・・
迷っちゃいますよね。
そんなときは
遠慮なく専門家に
相談してみて下さい。
知らないことは
決して恥ずかしいことではありません。
大切なのは
ご自身がどうありたいか・・・。
感性は
洋服も着物も同じです。
美しさは
自分ではなく
人さまが決めること。
美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身の心次第です。
あなたはどこで
キレイを磨いてますか？
感性を磨いていますか？
着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。
少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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