浴衣にも格がある
きものとは心身ともに自分を高める衣服！！
もっとも輝く日本女性になるための着物道 谷加奈子 です。
2018年8月11日は、「新月」です。
新月とは
月の満ち欠けのリズムに合わせて
約29日に一度、新しく月が生まれる日。
「新しく生まれる」って素敵な言葉ですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇浴衣で集まる男性と女性の違い◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━
立秋を過ぎても、暑いですね。
今日から夏休みを取られている方も
多いことと思います。
この夏は、浴衣でお出かけされましたか？
８月に入り
浴衣で集まる会が増えてます。
私も週末に浴衣を着る機会が
昨年よりも増えました。
以前よりも
花火以外でも
夏に浴衣を着たい方が
増えてきて
とても嬉しいです。
その中で、
最近目に留まることがあります。
それは、女性は、自分で着られないと
美容院でヘアーもセットしてもらい
整えてから会にのぞむ人が多いですが
男性は、着られなくても
帯を巻いて崩れない程度で
参加される方が多く見られます。
男性の着付けをしてくれる
美容院が少ないからでしょうか、
男性と女性では
人に見られる意識が
かなり違うようですね。
それだけ女性は
浴衣での集まりには
特別感があり
美意識を高く持って
いるのだと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇浴衣にも格がある◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━
浴衣には
木綿浴衣
綿麻浴衣
麻の浴衣
綿と絹の浴衣があります。
浴衣はもともと
湯上りに着るものでしたが
時代とともに種類が増えました。
そして、浴衣に
格のようなものができました。
一番カジュアルな
木綿から始まり
綿麻、麻、
綿と絹の浴衣になるほど
高級浴衣になります。
浴衣なのに高級とは
どういうことかというと
着ていく場所に
幅が生まれるということです。
そして、木綿の浴衣でも
コーマという生地以外は
襦袢を着れば
着物風に着ることができます。
コーマ地とは
手拭いのような生地のこと。
着物風とは
半襟の付いた襦袢を着て
浴衣を着ることです。
生地の種類が増え
浴衣と着物の違いが
わかりにくくなっていますが
コーマ地だけは
大人の着こなしでは
着物風に着ることは
ありません。
浴衣も時代と共に
着方が変わってきてますが
ご自身の浴衣が
どんな着方ができるか
知っておくだけで
気持ちよく浴衣の時間を
過ごすことができます。
ご自身が自信を持って着ることで
浴衣姿の美しさが違います。
美しさは
自分ではなく
人さまが決めること。
しかし、美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身の心次第。
あなたはどこで
キレイを磨いてますか？
着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。
少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
コメント