故勘三郎丈の追善の会に着る着物とは
きものとは心身ともに自分を高める衣服!!
もっとも輝く日本女性になるための着物道 谷加奈子 です。
2018年8月26日は、「満月」です。
満月は月全体に太陽の光をいっぱい浴びているので
パワフルな月のエネルギーが満ちています。
お月様の輝きは
私たちの心に
エネルギーを与えてくれますね!
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◆◇故勘三郎丈の追善の会に着る着物とは◇◆
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今日も35度近い気温。
いつになったら、秋になるのでしょうか・・・
先日、京都の老舗問屋の専務さんから
こんな問い合わせをいただきました。
「大切なお客様が
七回忌を迎える
故勘三郎丈の追善の会に参加するときに
どんな着物を着て行ったらよいのか・・・と
問い合わせをいただいたのですが
色無地に黒共でよいのでしょうか・・・」
黒共は、
お通夜・葬儀・四十九日・一周忌・・・と
喪に近いときに締める黒い帯のこと。
今年、七回忌を迎える故勘三郎丈。
私からのこのように
アドバイスさせていただきました。
「色無地に黒共は
少し重い気がします。
ファンとして、お客様として
お呼ばれする会であれば
色紋付きに金糸や暖色系の使っていない帯で
良いかと思います。
また、色紋付きでなく
金色・暖色系を使っていない
控えめな付け下げでも
よろしいかと思います。」
これは、あくまでも私の考えなのですが
黒共は、
不祝儀の第一礼装。
七回忌の会となれば
故人を思い出し、忍び
思い出を分かち合いたい・・・
そんな思いが込められていると思います。
そのため
主催者の着物も
色無地に黒共というよりは
故勘三郎丈が
華やかな人だっただけに
あまり暗いイメージではない
着物を選ばれると思うのです。
着物には
その時の想いを込めることができます。
相手を想う着物であれば
きっと天国で
故勘三郎丈も喜んでいるはずです。
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◆◇親族、身近な方の法事では・・・◇◆
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ここで不祝儀の着物について
お話ししたいと思います。
近年は、お通夜や葬儀でも
親族が洋服・・・という姿を
拝見することが多くなっていますが
歌舞伎界や
茶道などの習い事の世界では
着物での列席が多いですね。
地方やお家によっても
違うことがあるので
一般的なことを
ご紹介します。
お通夜は、
突然のことなので
色紋付に黒共。
(色は寒色系)
葬儀は
黒紋付きに黒共。
四十九日・1周忌も
黒紋付きに黒共。
3回忌まで
黒紋付き・黒共という説と
もう少し緩やかに
色紋付き・黒共という説が
あります。
七回忌以降は
色紋付きに黒共
または
色紋付きに法事用の地味な帯。
帯の種類については
袋帯は
「重なる」という意味を持っているので
名古屋帯や綴れ帯になさるほうが
よろしいかと思います。
あくまでも
私の考える一般的な決まりですが
これが正解というわけではなく
また
着物はしきたりを守ることが
一番ではなく
あくまでも
お相手を想っての服装。
その場の雰囲気を考え
呼んでくれた方の気持ちを考え
その場に参加する自分の気持ちを考え
着物を選んで下さい。
この着物が着たかったから・・・は
趣味のお出かけの時のこと。
相手のことを思って着る・・・
着物にはそんなお役目があります。
美しさは
自分ではなく
人さまが決めること。
美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身の心次第。
あなたはどこで
キレイを磨いてますか?
感性を磨いていますか?
着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。
少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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