2023年2月20日は「新月」です。
新月とは
月の満ち欠けのリズムに合わせて
約29日に一度、新しく月が生まれる日。
「新しく生まれる」って素敵な言葉ですね。
昨日から新しいことを何か始めましたか?
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◆◇◆ 着物に必要な3要素とは ◆◇◆
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前回のメールマガジンでは
「着物に流必要な3要素とは”色気”」について
お話をいたしました。
ご自身の中の「色気」とは?
着物を着る上で少しでも
心に留めていただけていたら
嬉しいです。
さて、今日は
「着物に必要な3要素・品」について
お話ししたいと思います。
「品」とは
もともと「品位」の略語です。
品位とは
人や事物に備わっている
気高さや上品さ。
品格のこと。
よく、「品のある」「品がある」
といいますが
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礼儀や節度、人徳に富み
上品で優雅な佇まい
そして洗練された雰囲気を
兼ね備えている
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人のことをいいます。
「品のある人」には
共通した特徴があり
表情や身のこなし
言葉遣い、服装
会話など、色々な要素が
関わっています。
今までお伝えしているように
見た目だけではなく
内面から出る要素が大半。
●「美」は一日にしてならず●
といいますが
「品」も同じです。
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★日々の暮らし、過ごし方が大切★
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「品」は、ルールや作法だけに捉われず
日々の生活の中で培われていきます。
ご自身の心の持ち方で
備わっていきます。
身だしなみや
マナーの修練といった
外面的なことと
日々の言葉遣い、周りの人への気配り
謙虚さなど内面的なことの
両方があってこそ
備わっていくのだと思います。
どちらが欠けていても
「品」は備わらず
中庸が大切。
日本人が大切にしてきた「中庸」
「品」もまた同じなのです。
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◆◇◆ 着物から教わる品とは ◆◇◆
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ここで「品のある人」の要素を
着物からまとめてみます。
第一に見た目
★清潔感&美しい姿勢★
身だしなみがきちんとしていて
指の先など細部にわたり
気を配り整えていること。
きっとご自宅も整理整頓されており
清潔感のある生活をされているはず。
オシャレは
自分のためではなく
相手への気遣いです。
時間をかけて
ご自身の姿勢と心を整えて着る着物は
「品」を備える最高のアイテムですね。
次に所作
★丁寧な言葉遣い&
食べ方など美しいマナー★
丁寧な言葉遣いは
相手への気遣い。
マナーが美しいことも
相手への気遣いです。
言葉や食べ方で
お人柄がわかるといいます。
着物姿は人の目が
どうしても気になります。
見られている意識は
自然とマナーも
気にかけています。
自然な振る舞いが
備わっていくのも
着物だからかもしれません。
相手に気を遣わせないことも
大切なことですね。
そして行動です。
★いつも笑顔で穏やか
落ち着きがあり
さりげない気遣いができる★
いつも笑顔でいられるのは
ご自身が満たされているから。
そんなあなたは
どんな人にも同じように
さりげなく気遣い
優しく接しています。
着物を着たから
ご自身が満たされるとはいいませんが
着物を着ることで
幸せと感じる方は
多いように思います。
着物は、吉祥文様だけで
ポジティブな気持ちにさせてくれます。
それゆえ、豊かな心を
育ててくれる衣服だと思います。
落ち着きがあるのも
ご自身が満たされているから。
着物でバタバタはできませんものね。
いかがですか?
着物を着るために「品」が
必要な要素だと感じていただけましたか?
丁寧に丁寧に
一つ一つ時間をかけて
積み重ねていく着物。
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* 着物を着ることで *
* 日々の生活を丁寧に *
* 過ごしてみませんか? *
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着物とは
日本人の豊かで
深い感性を磨くための
着ることで学べる衣。
感性を磨くことで
美しさも磨かれていきます。
日本人のDNAにある
美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身の心次第です。
あなたはどこで
日本人として備わっている
感性を磨いていますか?
着物を通して
日本人の持っている
素晴らしい能力を
一緒に学びませんか?
着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。
着物道では
少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。
また、インスタグラムでは
目でも楽しんでもらえるよう
私の着姿も載せています。
@kimonodo_tanikanako
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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