着物道情報着物を、あなたと共に

INFO着物道から着物に関する各種の情報をお届けします。

4

【着物道通信 No.19】

メルマガバックナンバー


着物が窮屈に感じるのは…

きものは自分を高めてくれる衣服!
もっとも輝く日本女性になるための着物への道 谷加奈子 です。

2017年4月11日、今日は「満月」です。

満月は月全体に太陽の光をいっぱい浴びているので
パワフルな月のエネルギーが満ちています。

あいにくのお天気ですが
曇っていても雲の上は
満月が輝いています。

私は今まで
着物からたくさんのことを
学ばせてもらいました。

生きることが
息苦しかった時代。

日本が窮屈に思った時代。

着物に救われたこと。

自信につながったこと。

健康を考えるようになったこと。

着物には、ファッションだけでなく、
隠された日本人の智慧と魅力があります。

今年は、「私と着物」をテーマに
私の着物物語を
お話していきたいと思います。

少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇着物が窮屈に感じるのは・・・◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━

私は、小さい頃から自分で着物を
着ていたわけではなく
呉服の仕事に就く前までは
自己流で着付けをしていました。

だから
着付けを習い始めたのは
呉服の仕事に就いてからのこと。

肩書・・・が欲しかったので
母からではなく
着付け教室に行きました。

初級・中級・上級・・・と
お決まりのコースに進み
確か講師まで
お免除をいただいたと思います。

着付ける時には教えの通り
補正をきちんとし
ピシッとした着付け・・・

父には
「着物に着られているみたいだな!」
と言われていました。

その時は気づきませんでしたが
父は私の着物姿が
窮屈に感じていたのだと思います。

着付けは
意固地を張っていた心と一緒!

スキがない着方は
自分自身の肩が凝るだけでなく
見る人も肩が凝ってしまうのです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇鎧を外してみたら・・・◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━

着物を着ると肩が凝る、疲れる・・・
たまに着物を着る方から聞く言葉です。

着付けをする時から
肩に力が入り
シワがないよう
着崩れないように
緊張状態での着付け。

緊張しているから
肩に力が入り
着付け終えただけで疲れがドッと。

緊張の中での着付けは
スキがない着方となり
カラダが固まった状態で過ごすため
早く脱ぎたい衝動にかられる・・・

そんな経験ありませんか?

私もそんな時代を経てきました・・・

補正がまるで鎧のようで
着物を着ると疲れが溜まる毎日。。。

父に
着物に着られている・・・と
言われた時代です。

あるとき
補正があまりに辛く
外してみたのです。

そうしたら
肩からふ~っと力が抜けて・・・
すご~く楽になったのです。

なあんだ!
補正という名の鎧を
外せばよかったんだ!

着付けには
規則もなければ
決まった形もない・・・

こうしなければいけない

のではなく

こうしてもよい!

着物は
どんな着付けでも
見た目が美しければ良いのですから・・・

補正を外して初めてわかったことでした。。。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。

RELATED

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP