着物が窮屈に感じるのは…
きものは自分を高めてくれる衣服!
もっとも輝く日本女性になるための着物への道 谷加奈子 です。
2017年4月11日、今日は「満月」です。
満月は月全体に太陽の光をいっぱい浴びているので
パワフルな月のエネルギーが満ちています。
あいにくのお天気ですが
曇っていても雲の上は
満月が輝いています。
私は今まで
着物からたくさんのことを
学ばせてもらいました。
生きることが
息苦しかった時代。
日本が窮屈に思った時代。
着物に救われたこと。
自信につながったこと。
健康を考えるようになったこと。
着物には、ファッションだけでなく、
隠された日本人の智慧と魅力があります。
今年は、「私と着物」をテーマに
私の着物物語を
お話していきたいと思います。
少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。
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◆◇着物が窮屈に感じるのは・・・◇◆
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私は、小さい頃から自分で着物を
着ていたわけではなく
呉服の仕事に就く前までは
自己流で着付けをしていました。
だから
着付けを習い始めたのは
呉服の仕事に就いてからのこと。
肩書・・・が欲しかったので
母からではなく
着付け教室に行きました。
初級・中級・上級・・・と
お決まりのコースに進み
確か講師まで
お免除をいただいたと思います。
着付ける時には教えの通り
補正をきちんとし
ピシッとした着付け・・・
父には
「着物に着られているみたいだな!」
と言われていました。
その時は気づきませんでしたが
父は私の着物姿が
窮屈に感じていたのだと思います。
着付けは
意固地を張っていた心と一緒!
スキがない着方は
自分自身の肩が凝るだけでなく
見る人も肩が凝ってしまうのです。
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◆◇鎧を外してみたら・・・◇◆
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着物を着ると肩が凝る、疲れる・・・
たまに着物を着る方から聞く言葉です。
着付けをする時から
肩に力が入り
シワがないよう
着崩れないように
緊張状態での着付け。
緊張しているから
肩に力が入り
着付け終えただけで疲れがドッと。
緊張の中での着付けは
スキがない着方となり
カラダが固まった状態で過ごすため
早く脱ぎたい衝動にかられる・・・
そんな経験ありませんか?
私もそんな時代を経てきました・・・
補正がまるで鎧のようで
着物を着ると疲れが溜まる毎日。。。
父に
着物に着られている・・・と
言われた時代です。
あるとき
補正があまりに辛く
外してみたのです。
そうしたら
肩からふ~っと力が抜けて・・・
すご~く楽になったのです。
なあんだ!
補正という名の鎧を
外せばよかったんだ!
着付けには
規則もなければ
決まった形もない・・・
こうしなければいけない
のではなく
こうしてもよい!
着物は
どんな着付けでも
見た目が美しければ良いのですから・・・
補正を外して初めてわかったことでした。。。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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