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日本はエコの国?

メルマガバックナンバー

『きものとは心身ともに自分を高める衣服』

もっとも輝く日本女性になるための着物道

谷加奈子です。

『着物を通して日本人の持っている素晴らしい能力』を

アップすることで

最高の魅力を手に入れるポイントを

お伝えしています。

早速、本題にはいりましょう!

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2020年3月24日は、「新月」です。

新月とは

月の満ち欠けのリズムに合わせて

約29日に一度、新しく月が生まれる日。

「新しく生まれる」って素敵な言葉ですね。

今日から新しいことを始めてみませんか?

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◆◇日常を見直す◇◆

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前回のメルマガ配信の後
日本よりも欧米・欧州が
大変なことになってますね。

みなさま、いかがお過ごしですか?

ここのところ
コロナの影響で
普段の生活に
余裕が生まれた方から
家の整理を始めました。

というお話を
耳にするようになりました。

整理できなかった手紙や書類。
見ないふりをしていたタンスの着物。

ひとつふたつと
時間が作れずに
そのままにしていたこと
ありませんか?

まだ、始めていない方に
「家の整理」のヒントになるお話しが
木村孝先生の著書「女の嗜み」にあったので
ここでシェアさせていただきます。

「捨てるブーム」に寄せて

木村孝先生はこの中で捨てる前に
「捨てるものの価値を本当に知っているの?」と
問いかけていらっしゃいます。

捨てることが潔いこと。
捨てられないことが悪いこと。
果たして、正しいのでしょうか。

簡単に捨てられるには
捨てられる理由があり
捨てられないには
簡単に捨てられない理由があります。

捨てる前に
捨てる必要のないものを
選んでますか?

私はこの問いかけに
ドキっとしました。

実は先日
着物を選ぶ基準について
お話しさせてもらう機会があり

「10年、20年先を考えて
アドバイスさせていただいています。」

とお答えさせていただいたのです。

木村孝先生のお答えも同じで
10年、20年たっても
役に立つものを
選ぼうとする姿勢と美意識を
もつことが大切と結ばれていたのです。

選んだものの
命をまっとうさせる!

私達は普段を
疎かにしていないか
考えるときが
きているのかもしれません。

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◆◇日本はエコの国◇◆

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日本には
形あるものを直しながら
使い続けるという
文化があります。

器といえば金継ぎ。
着物は染め替え、仕立替。
住まいは木造。

衣食住全てに渡り
直しながら形あるものは
命をまっとうさせてきました。

どんなものにも
命がある・・・
だから、大切に使う。
壊れたら直して使う。

世界に類をみない
究極のエコの国
それが日本です。

なんと、江戸時代は
リサイクルの仕組みが
世界一だったと言われています。

この仕組みは
貧しかったからではなく
気持ち良く過ごすための智慧だと
私は思っています。

誰も物が壊れて
気持ちの良い人はいないはず。

直して使うことで
命あるものを
大切に扱っていると
後ろめたさを消してくれる
気持ちになりませんか?

木村孝先生がおっしゃるように
簡単に捨てられるのは
愛着が薄いから。

愛着あるものに
囲まれていたら
心も自然と
愛にあふれてくるように思います。

情報過多の社会
物にあふれている現代

こんなときこそ
愛にあふれている環境に
意識を向けてみては
いかがでしょうか。

コロナ騒動で
オリンピックも
どうなるかわかりませんが
この騒動が
考える良いきっかけになればと思います。

そして夏には
みんな笑顔で
浴衣で集まれたら・・・と
思っています。

着物には
日本人の豊かで
深い感性を磨くための
着ることで学べる衣。
感性を磨くことで
美しさも磨かれていきます。
日本人のDNAにある
美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身の心次第です。

あなたはどこで
日本人として備わっている
感性を磨いていますか?

着物を通して
日本人の持っている
素晴らしい能力を
一緒に学びませんか?

着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。

着物道では
少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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