2024年2月24日は「満月」
満月は月全体に太陽の光をいっぱい浴びているので
パワフルな月のエネルギーが満ちています。
今月も空で輝いているお月様から
心のエネルギーをいただきませんか？
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◆◇◆ 日常と非日常 ◆◇◆
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前回のメールマガジンでは
映画「シルク時空を超えて」について
お話をいたしました。
日常の中に日本文化があり
日本文化を知るためには
冠婚葬祭が大切です。
なぜならば
先人たちが語り続けた
日本文化とは
冠婚葬祭を通して
命の大切さを伝えていたからです。
メルマガを通して
日本文化の本質を
心に留めていただけたら
嬉しいです。
さて、今日は
前回お伝えできなかった
「着物を着ると心が整う」について
お話ししたいと思います。
着物を着るには
補正をして
肌着を身につけ
長襦袢を着て
着物を着ます。
そして帯を結び
帯枕をしてから
帯揚げと帯締めで完成。
洋服に比べて
着るまでの工程が
いくつもあるのが着物です。
「着物は大変」と
おっしゃる方の大半は
着るまでの準備
そして着物を着る工程に
時間がかかることに対して
「大変」とおっしゃるようです。
何でも手早く簡単が当たり前の世の中に
時間をかけるという行為は
時代にあっていないのかもしれませんが
その反面、無駄に思える時間を楽しむ
余裕を持ちたいと思う心も手放せません。
なぜならば
いつも時間に追われている人生とは
常に全速力で走っているようなもの。
一生、全速力で走り続けるなんて
普通はできないものです。
走ったら休む。
走ったら休む。
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動があれば静がある
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動と静は正反対。
日常が動であれば
非日常は静というように
ご自身で意識しない限り
なかなか反対の環境を
作ることは難しいことです。
ご自身にとっての
非日常とは・・・
なんでしょうか？
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◆◇◆ 着物を着るとなぜ心が整うの ◆◇◆
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さて、話を戻しましょう。
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着物を着るとなぜ心が整うのでしょう
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以前にご紹介しましたが
タモリさんが着物について
こんなことを言っていました。
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女性は丁寧に
着物を一枚一枚重ね
最後、帯締めを締め終わり
女性が整い、出来上がる・・・と
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茶道の世界でも
お客様にお茶を差し上げる前に
お道具の一つ一つを清めていきます。
この行為は
道具を綺麗にするというものではなく
自分自身の心を整える意味があります。
これは着物を着る行為と同じです。
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心を整え自分を整えることで
お茶を差し上げる
外で人に会う
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着物を着ると心が整うのは
着付けとは家を建てることと同じく
土台がしっかりしていないと
一枚一枚きちんと重ねていかないと
綺麗に着れないからであり
その時間で心も整っていくからなのです。
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着物は単なるファッションではなく
心とカラダを整えるもの
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だから、日本はずっと
着物を着て生活してきたのです。
今の時代
着物生活は非日常です。
でも、原点には常に着物があります。
衣食住の最初にくる
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＊ ＊
＊ 衣 ＊
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前回にもお伝えした
「着物を知れば日本が見えてくる」
昔から受け継がれてきたものには
意味があります。
先祖から受け継いできた「衣」は
大切に受け継いでいきたい
日本人の心です。
心を整えるための衣服
着物を別の角度から見ていただけたら
嬉しいです。
着物とは
日本人の豊かで
深い感性を磨くための
着ることで学べる衣。
感性を磨くことで
美しさも磨かれていきます。
日本人のDNAにある
美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身の心次第です。
あなたはどこで
日本人として備わっている
感性を磨いていますか？
着物を通して
日本人の持っている
素晴らしい能力を
一緒に学びませんか？
着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。
着物道では
少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。
また、インスタグラムでは
目でも楽しんでもらえるよう
私の着姿も載せています。
@kimonodo_tanikanako
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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