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【着物道通信 No.18】

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意固地からは何も生まれない!

こんにちは!

きものは自分を高めてくれる衣服!
もっとも輝く日本女性になるための着物への道 谷加奈子 です。

今日は2017年3月28日「新月」です。

新月とは
月の満ち欠けのリズムに合わせて
約29日に一度、新しく月が生まれる日。

「新しく生まれる」って素敵な言葉ですね。

私は今まで
着物からたくさんのことを
学ばせてもらいました。

生きることが
息苦しかった時代。

日本が窮屈に思った時代。

着物に救われたこと。

自信につながったこと。

健康を考えるようになったこと。

着物には、ファッションだけでなく、
隠された日本人の智慧と魅力があります。

今年は、「私と着物」をテーマに
私の着物物語を
お話していきたいと思います。

少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。

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◆◇結婚式には着物で出席◇◆
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社会人になって着物を着る機会が
すっかりなくなり、仕事に追われる毎日だった時代
友人や親族の結婚式には
着物で出席を貫いていました!

友人のお母様が着物での出席を喜んで下さり
嬉しかったこと。。。

その反面、男性の友人には
「仲居さんかと思った。。。」と
言葉をもらい、ガックリ・・・
ということもありました。。。

時代は、バブル真っ只中!

洋装全盛期です!

友人として
着物で結婚式に列席するなんて
皆無の時代。。。

着物での列席は
私の意地だったのかもしれません。

着物をそんなに悪く言わないで。。。

心の中でしか叫ぶことができず
更に意固地になっていた・・・
そんな時代が何年続いたでしょうか。。。

いつしか、着物を着ている自分しか
見えなくなってしまったのです。。。

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◆◇意固地からは何も生まれない!◇◆
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今考えると笑ってしまいますが
着物が世間から遠ざけられていた時代
私は着物を着ることで
日本文化を守っている気になっていました。。。

誰になんと言われようが
着物を着ることが
文化を守るうえで
最も大事だと。。。

だから
どんな場所にも着物で出かけ
周りからどんな目で見られても
全く動じず・・・
我が道を歩んでいました・・・

でも、毎日着物を着たらからといって
意地を張っている私を
受け入れてくれるはずがありません・・・

着物を着ることしか
できなかった私は
いつしか
裸の王様状態に
陥っていったのだと思います。

着物を着ているからって
偉いわけでも
日本文化を守っているわけではなく
ただただ
意地を張っていただけ。。。

そんな私から
着物を着たい!
と思ってくれるはずがありませんでした。。。

意固地なままでは
何も生まれない・・・

そこにも気づけず
空回りしていた私でした。。。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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