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秋を思わせる色と柄

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『きものとは心身ともに自分を高める衣服』

もっとも輝く日本女性になるための着物道
谷加奈子です。

『着物を通して日本人の持っている素晴らしい能力』を
アップすることで

最高の魅力を手に入れるポイントを
お伝えしています。

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さて、本題にはいりましょう!

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2019年8月30日は、「新月」です。

新月とは
月の満ち欠けのリズムに合わせて
約29日に一度、新しく月が生まれる日。

「新しく生まれる」って素敵な言葉ですね。
新しいこと始めてみませんか?

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◆◇自然には逆らわない◇◆
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梅雨明けが遅かったからか
今年の夏は、とても短いように思いますが
皆さまはどのように感じていますか?

今年の処暑は8月23日。
二十四節気では
暑さが峠を越えて
後退し始めるころをいいます。

今年の夏は
昨年よりも過ごしやすいと
感じていらっしゃる方も
多いかと思います。

人間のカラダは
よくできていますね。

以前では
考えられませんでしたが
昨年の暑さを経験し
今では35度を超えないと
暑さもさほど辛くなく
耐えられるようになりました。

おかしなもので
30度くらいだと
涼しいとさえ感じるほど。

私自身も
今年は
着付けする時にかける
冷房の回数も
かなり減りました。

カラダが自然に順応して
30度は耐えられる暑さに
なったようです。

面白いもので
暑さも落ち着いてくると
麻の着物も軽く感じ
着心地が悪くなってきました。

これも毎日着物で
過ごしているおかげ。

私の中では
そろそろ
麻の着物も終わりのようです。

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◆◇秋を思わせる色と柄◇◆
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9月1日は日曜日とあって
行事が多いようですね。

私もその日は
茶名披露のお茶事にお呼ばれ。

ご一緒されるみなさまから
何を着たらよいかと
質問をいただきました。

この時期は
とても迷いますね。

昨年のように
最高気温が35度を超え
暑くてたまらない年ならば
迷わず、絽の着物に夏帯と
答えるのですが
前述のように
麻の着物も終わりかなあと
思える気候になると
正直、一番上に立つ方に合わせ
どちらでもOKになります。

きっと当日も
絽の着物の人
厚手の単衣着物の人
夏帯の人
冬帯の人
入り乱れることでしょう。

それでも
季節を忘れてはNG。

季節の柄は
秋を思わせる
秋の七草や菊や楓に紅葉
ススキに十五夜など。

色合いも
涼しげな色から
秋らしい温かみのある色へと
変わっています。

秋色といえば
茜色・深梔子色・
リンドウ色・柿色・栗皮色など。

秋に咲く花や
秋に移り変わるときの
自然の色を参考にして
着物も選びます。

植物の名前から
季節の色を連想できるのは
日本人の得意技。

私たちのDNAに
組み込まれているのは
自然とともに
生きてきた証しです。

繰り返すことで
養われる感覚を
研ぎ澄ますことで
感性を育てる。

多くの色を使って
染めたり織ったりして
できた着物は
季節を感じる
学びの衣です。

感性を磨くことで
美しさを磨く。

日本人のDNAにある
美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身の心次第です。

あなたはどこで
キレイを磨いてますか?
感性を磨いていますか?

着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。

着物道では
着物をもっと深く掘り下げて
着物を活用できるセミナーを
開催しております。

5月から、毎月開催してますセミナーも
9月が最終回となります。

11月からは、第二期を開催予定です。
詳しくは、下記サイトをご覧下さい。

9月は19日(木)に開催いたします。

http://www.kimonodo.or.jp/seminar_detail/id=9

少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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