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3月3日は金魚の日

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『きものとは心身ともに自分を高める衣服』
もっとも輝く日本女性になるための着物道
谷加奈子です。

『着物を通して日本人の持っている素晴らしい能力』をアップすることで
最高の魅力を手に入れるポイントをお伝えしています。

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早速、本題にはいりましょう!
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2022年3月3日は、「新月」です。

新月とは
月の満ち欠けのリズムに合わせて
約29日に一度、新しく月が生まれる日。
「新しく生まれる」って素敵な言葉ですね。
今日から新しいことを始めてみませんか?

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◇◆ 今日は桃の節句ですね  ◇◆
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3月3日は桃の節句。

立春を過ぎてから
SNSでは、お雛様を飾る方の投稿を
あちらこちらで拝見しています。

縁起物なので飾る日も
立春だったり、雨水だったりと
様々です。

立春に飾るのは
鬼を退治した後という意味があり
雨水に飾るのは
昔、雛人形に厄を移し
水に流したことに由来し
水に恵まれる雨水に飾ると
良縁に恵まれるからと
言われています。

また仕舞う時期ですが
よく「仕舞うのがのが遅くなるとお嫁にいけなくなる」
と言われていますが
これは、いつまでも片付けることができない
だらしない人にならないようにと
「しつけ」の一つだったようです。

3月4日に慌てて片付けることなく
お天気の良い日を選んで
片付けてくださいね。

私は毎年
旧暦の桃の節句まで
飾っているので
今年は4月3日まで
飾ろうと思っています。

一点注意していることは
三月(みつき)かけにならないこと。

三月(みつき)

身付(みつき)

身に付く

と昔の人は
忌み嫌っていたので
気をつけいています。

縁起をかつぐことは
昔の人の智慧ですね。

そんなの迷信だ!
とおっしゃる方もいらっしゃいますが
悪いものを近づけない智慧は
歴史の中で育まれてきたこと。

着物は文様や色によって
ご自身を守ってきました。

意味を知ることで
幸せの幅が広がってくる
着物はそんな衣服だと思います。

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◆◇ 3月3日は金魚の日 ◆◇
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私もびっくりしましたが
3月3日は金魚の日だそうです。

江戸時代には
雛壇に金魚鉢が一緒に
飾られていたとか・・・

なぜかというと
流し雛から由来します。

昔の雛人形は紙で作った人形(ひとがた)。
紙の人形で自分のカラダを撫でて穢れを移し
川や海に流したことから
蛤やスルメなど、水に縁のあるものを
雛壇に飾ったそうです。

そのため江戸時代には
金魚を2月中旬から3月の初めに
売られていたそうです。

さて、金魚は
室町時代末期から江戸時代にかけて
浮世絵・提灯・俳句・川柳・錦絵・玩具などの
の題材に使われていました。

赤い金魚は
とても強い呪力が宿るという伝えがあるとか。

病気を退けたり
災難や厄を避けることができたり
魔除けだったりと
私たちを守ってくれる柄です。

風水では「金運」の象徴とのこと。

良いことづくめの
「金魚」です。

着物の文様には
自然を取り入れ
祈りを取り入れ
良い意味だけを持ち
私たちを守ってくれるもの。

着物の持つ素晴らしさに
目を向けることで
「丁寧に生きる」ことに
繋がっていただけたら嬉しいです。

自然と共に時を重ねてきた日本。
カラダもまた同じです。
その意味をもう一度
思い起こしていただけたら嬉しいです。

着物とは
日本人の豊かで
深い感性を磨くための
着ることで学べる衣。
感性を磨くことで
美しさも磨かれていきます。

日本人のDNAにある
美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身の心次第です。

あなたはどこで
日本人として備わっている
感性を磨いていますか?

着物を通して
日本人の持っている
素晴らしい能力を
一緒に学びませんか?

着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。

インスタグラムでは目でも楽しんでもらえるよう
私の着姿も載せています。
@kimonodo_tanikanako

着物道では
少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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