日本人はユーモアに溢れている

『きものとは心身ともに自分を高める衣服』
もっとも輝く日本女性になるための着物道
谷加奈子です。

『着物を通して日本人の持っている素晴らしい能力』をアップすることで
最高の魅力を手に入れるポイントをお伝えしています。

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早速、本題にはいりましょう！
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2021年11月5日は、「新月」です。
新月とは
月の満ち欠けのリズムに合わせて
約29日に一度、新しく月が生まれる日。
「新しく生まれる」って素敵な言葉ですね。
今日から新しいことを始めてみませんか？

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◆◇　日本人はユーモアに溢れている　◇◆
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こんなお話をすると着物って難しい～
と思われてしまうかもしれませんが
今日は、着物はユーモアの塊
という話から始めたいと思います。

日本には狂言や落語を始め
笑いの文化がたくさんあります。

時代と共に笑いのセンスも
変わってきているとは
思うのですが
なぜか、落語や狂言の
単純な仕草や言葉で
笑ってしまう自分がいます。

例えば落語の「茶の湯」
抹茶と洗剤を間違えるなんて
ありえない！と思うのですが
真面目に茶の湯に
親しもうというご隠居さんに
思わず笑ってしまう！

言葉からその場面を
想像して楽しめる。
日本人のユーモアのセンスは
想像力の賜物です。

さて、その想像力ですが
これが難しい～

美は一日にしてならず・・・
といいますが
想像力も一日で
身につくものではありません。

本を読んだり
色々な体験をするなかで
経験が豊かになることで
想像力の幅も広がっていきます。

お料理も
自然遊びも
そして着物も
想像力を養うひとつ。

色と色の重なりから
何を連想できるか・・・

柄と柄の組み合わせから
何を連想できるか・・・

見てすぐわかるものでは
物足りないのも
日本人の高度なユーモアセンス。

想像力を養う環境に
溢れているのが
日本なのだと思います。

着物と想像力
楽しんでいますか？

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◆◇ ユーモアといえば江戸文化　◆◇
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日本人のユーモアといえば
江戸文化は外せません。

長い長い戦国時代から
解き放たれ
違う意味での
窮屈さの中から生まれた
江戸の文化はユーモアがたっぷり。

新しいものを
生み出すことは苦手でも
ある中から、想像力を膨らませ
変化させていくことができる
日本人はすごい能力だと思います。

その一つに
「江戸小紋」があります。

江戸小紋は
もともと裃に使われていたもの。

各藩で決まった柄の裃を着ることで
どこの藩かがわかるように
なっていました。

その江戸小紋が
町民に広がり
ユーモアが生まれたのが
贅沢禁止令が出たころと
言われています。

華やかさを禁止され
どうしたら楽しめるか・・・

江戸小紋の柄には
そんなユーモアが
いっぱい詰まっています。

代表的な柄に
「大根とおろし金」があります。

大根をおろすと薬味になります。
大根おろしは消化を助け、
おなかにやさしいことから
「難にあたらない」という
いわれがあります。

また薬味の「やく＝役＝役者」
「おろす＝おとす」で
「厄落とす」といわれています。

これはほんの一部ですが
想像力を働かせ
柄に秘めた思いをくみ取る。

言葉に発するのは野暮のすること。

何とも楽しい世界です。

想像力はある意味
頭の体操！

次世代に伝えていきたい
「ユーモア」です。

着物が少しでも
そのお役に立てたら
嬉しいです。

着物道の活動は
インスタグラムにて
@kimonodo_tanikanako

着物とは
日本人の豊かで
深い感性を磨くための
着ることで学べる衣。
感性を磨くことで
美しさも磨かれていきます。

日本人のDNAにある
美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身の心次第です。

あなたはどこで
日本人として備わっている
感性を磨いていますか？

着物を通して
日本人の持っている
素晴らしい能力を
一緒に学びませんか？

着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。

着物道では
少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。