腰はカラダの要！
きものは自分の価値を高めてくれる衣服！
もっとも輝く日本女性になるための着物への道 谷加奈子 です。
先日、ご依頼をいただき、「着物健康法」についてお話させていただきました！
今日はその続き、骨盤についてのお話です。
最近、キムタクが出ているコマーシャルでも見られるように
街には色々な着付け教室があり
また、YouTubeでも着付けの動画を見ることができて
とても便利な時代になりました。
その反面、情報が溢れ、どれが正しくてどれが間違っているのか。。。と
悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。。。
基本、着付けに正しいも間違っているも私はないと思っています。
着物が自分も見ている人も心地よく感じられればOK！
着物は着ることができれば、それで正解なのです。
他の人から見て。。。の心地よさは、見た目が美しいこと！
自分から見て。。。の心地よさは、ゆったりと楽に着れていること！
そこでポイントになってくるのが「骨盤」です！
着付けは、家を建てることと同じ！と良く話しているのですが
着付けは
土台である長襦袢から始まり
着物を着る手順は
まず裾線を決め
腰紐を締め
襟元をキレイにして
胸紐を締め
帯を締める。。。
と積み上げるように着ていきます。
他の人が見る着付けのポイントは
裾線
襟元
おはしょり
そして帯です。
このひとつひとつの動作が完成してから次に進むと
キレイに着ることができますが
未完成のまま進むとやり直さなければならなくなります。
さて、着物の最初のポイント「裾線」を決めて「腰紐」を締める
その位置ですが
昔は、腰の位置が多かったのですが
洋服文化になったからでしょうか。。。
最近はウエストに締める方が増えています。
ウエストと腰。。。
どちらで締めても間違いはありませんが
締める位置によってカラダの感じかたが違ってきます。
これは自分が心地よいか。。。という目線でみると
どちらがより心地よいか。。。ということになります。
前回、腰とは、カラダの要！
骨盤の安定は、カラダの安定に結びついてくる。。。とお伝えしました。
紐を腰で締めたときとウエストで締めたとき
どちらが骨盤の安定を感じるでしょう。。。
答えは、腰ですね。
腰に意識を向ける・・・ということは
カラダの要に意識を向けるということです。
要が安定していれば、心も安心しますよね！
大事な場面で着物を着るのは、ここぞというときに心が安定するから。。。
着物には、そんな日本人の智慧がいっぱい詰まっています。
智慧の続きはまた次回に！
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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