今年最後の満月、理想は高く！
こんばんは！
きものは自分を高めてくれる衣服！
もっとも輝く日本女性になるための着物への道 谷加奈子 です。
2016年8月3日新月から、毎月2回
新月と満月にメールマガジンをスタートして います！
今日は2016年12月14日「満月」です。
満月は月全体に太陽の光をいっぱい浴びているので
パワフルな月のエネルギーが満ちています。
今夜の満月は
今年最後
そしてスーパームーン！
東京はあいにくのお天気でしたが
早起きされた方は
まんまるのお月様を
ご覧になったのではないでしょうか。。。
早起きは三文の徳！
見えなくても
お月様のパワーをいただいて下さいね！
今日は 「文化」 について考えてみようと思います。
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◆◇なんでも吸収する満月◇◆
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満月は、一カ月に
１回訪れます。
新月から始まり
満月で満ちる。
みなさんは新月から今日の満月まで
どのような時間を過ごしてきましたか？
私は久しぶりに
京都の顔見世に
行ってきました。
顔見世とは
歌舞伎の年中行事の一つ。
江戸時代には
毎年11月1日から12月10日ごろまで行われた
興行の名前です。
江戸時代
興行主が俳優を雇用する契約期間は
1年だったそうです。
期間は、11月から翌年10月まで。
顔見世で
新年度のメンバーの
お披露目をしていたのです。
顔見世は
お芝居のお正月！
例年開催している
京都南座は
耐震工事のため
今回の顔見世は
先斗町歌舞練場となりました。
おそらく
この舞台での顔見世は
最初で最後だそうです。
先斗町歌舞練場
いらっしゃったことはありますか？
恥ずかしながら
何回も先斗町を歩いているのに
初めて、そこに劇場があることに
気が付きました。
人間って
気に留めないと
目に留まることはないんですね！
気に留めなければ
そのまま素通り・・・
興味がなければ
聞かなければ
知る機会もない。。。
当たり前のことですが
意外と素通りしていること
多いかもしれませんね。
その原因は
毎日の忙しさからでしょうか・・・
駆け抜ける速さで
毎日が過ぎていく現代
ゆっくり
丁寧に・・・を
心がけなければ
いつの間にか
過ぎ去ってしまう・・・
いいかえれば
無意識のうちに制限してしまった
「小さな自分」が
今の姿になってしまいます。
制限をかけた自分は
広がることができません。
今日は満月です！
エネルギーが一番満ちている満月の日は
なんでも吸収しやすくなります。
今一度
日々の暮らしを振り返ってみて下さい。
ゆっくりと時間を使っていますか？
丁寧に生きていますか？
時間は自分でつくるもの。。。
そこから新たな世界が生まれてくるはずです！
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◆◇あなたの理想とは・・・◇◆
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京都顔見世でのお召し物。
着物の方が多くいらっしゃいました！
顔見世は
役者のお披露目
舞台のお正月・・・となれば
華やかな着物が
ふさわしいですね！
日本人は
日常の「ケ」と
非日常の「ハレ」を
使い分けて生活してきたことは
以前にもお話しました。
「ハレ」と「ケ」を
使い分けるのも
日本が育んできた文化です。
そして
「ハレ」に着る服は
その場の雰囲気を
盛り上げるものであり
ご一緒した方に
楽しんでもらえるものを選ぶ・・・
これもまた
日本人が育んできた「おもてなし」です。
衣服は
自分をステキに魅せるためだけではなく
周りの人に対する思いやりです。
感謝の気持ち
おもてなしの心
喜びやお祝いする心
「ハレ」の着物は
ずっとずっと
その気持ちを
表現してきました。
小さい頃から
祖父母を見て
両親を見て
兄弟・姉妹を見て
学んできたこと・・・
経験する機会が
あったからこそ
学べたこと・・・
着物は
自分を高めてくれる衣服です。
色を学ぶ
季節を学ぶ
文学を学ぶ
歴史を学ぶ
心を学ぶ
どれも着物を着る上で
コーディネートのヒントになります。
そしてそれらは
着物だから学べることです。
年を重ねるとは
理想の自分に近づくこと！
あなたの理想はどんな自分ですか？
丁寧に生きる・・・という言葉には
日々のそうした積み重ねを
潜在意識（無意識）に積むという
意味が含まれています。
日本人が育んできた学びの土台。
日本人が作り上げてきた「道」（お稽古事）に
終わりがないのは
一生学び続けることに意味があるからです。
着物には、ファッションだけでなく、
隠された日本人の智慧と魅力があります。
着物は
たくさんのことを
教えてくれます。
少しずつ
このメルマガを通して
感じていただけたら
嬉しいです。
今日は満月。。。
2017年に向かって
自分の理想の姿を
より具体的に
思い描いてみてくださいね！
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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