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不祝儀の着物とは…

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着物で不祝儀に向かうのは親族だけだと思っていませんか?

きものとは心身ともに自分を高める衣服!!
もっとも輝く日本女性になるための着物道 谷加奈子です。

2019年7月3日は、「新月」。

新月とは
月の満ち欠けのリズムに合わせて
約29日に一度、新しく月が生まれる日。

「新しく生まれる」って素敵な言葉ですね。
新しいこと始めてみませんか?

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◆◇不祝儀の着物◇◆
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梅雨に入り
ジメジメした日が続いていると
晴れている日がありがたく思いますね。

最近、年齢的にお祝い事よりも
悲しいお知らせの方が
多いこの頃です。

今では
ご親族でも洋装が多い中
ある時に
洋装を全て処分し
悲しいお知らせの時も
着物で伺うようになりました。

そして、普段着とは違い
衣替えを忠実に守り
袷、単衣、夏物を
その季節に合わせて
着るように心がけています。

普段は着物が
堅苦しくならないよう
ゆるくお伝えしていますが
人生の節目にあたる行事では
きちんとしたくなる私がいます。

どうしてかというと
その方にとって
大切な節目だから。
不祝儀の着物は
なぜか
姿勢が整い
心が整うから。

着物は
不思議なことに
着替えるまでの
忙しさ
慌ただしさ
心の乱れを
消し去ってくれます。

理屈では
説明できないのですが
着物を着ることで
日常から非日常へ
切り替えてくれるように
思います。

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◆◇お通夜と葬儀の着物◇◆
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最近では
お通夜でも
喪服をお召しになる方が
多いようですが
本来は
お通夜は
色無地に黒共(黒い名古屋帯)です。

なぜなら
ご不幸は突然のこと。

急な知らせに
慌てて駆けつけました
という気持ちの表れなのです。

昭和時代は
普段着に黒羽織を
羽織るだけと
今よりも
着物の暗黙の決まりが
緩かったのですが
着物が普段着ではなくなったときから
この形になりました。

とはいえ
時代は変わっても
根本的な考え方は一緒。

昔からの慣いに沿えば
言葉などなくても
着物を着ることで
気持ちを心を伝えられるのです。

そこには
日本人の感性だけでなく
日本人の生き方が
詰まっています。

私たちの感情は
心で感じるもの。

心は受け入れる気持ちが
整っていなければ
通り過ぎて気がつきません。

心の余裕
心の豊かさは
経験から備わるものです。

着物には
日本人の豊かで
深い感性を磨くための
着ることで学べる衣。

感性を磨くことで
美しさも磨かれていきます。

日本人のDNAにある
美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身の心次第です。

あなたはどこで
キレイを磨いてますか?
感性を磨いていますか?

着物を通して
日本人の持っている
素晴らしい能力を
一緒に学びませんか?

着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。

着物道では
着物をもっと深く掘り下げて
着物を活用できるセミナーを
開催しております。

5月からは毎月セミナーを開催して参ります。
おかげさまで参加者の皆様には
楽しんでいただいております。
まだ、若干、お席がございます。
初回は動画配信で補講を受講できます。

6月は21日(金)に開催いたします。
詳しくは、下記サイトをご覧下さい。

http://www.kimonodo.or.jp/seminar_detail/id=9

少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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