着物が迷いやすい季節
きものとは心身ともに自分を高める衣服！！
もっとも輝く日本女性になるための着物道 谷加奈子 です。
2018年5月29日は
呉服の日であり、「満月」でした。
満月は月全体に太陽の光をいっぱい浴びているので
パワフルな月のエネルギーが満ちています。
今月は、満月に吸い込まれていました！
お月様の輝きは
私たちの心に
エネルギーを与えてくれますね！
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◆◇着物が迷いやすい季節◇◆
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毎日、蒸し暑い日が続いています。
今年は、梅雨入りが早くなりそうですね。
着物でのお出かけも気温が高いと
ついつい夏仕様にしたくなります。
街で見かける着物姿の方も
この時期は
本当にさまざまです。
袷の着物の方も
単衣の着物の方も
薄物の着物の方も
みかけます。
どれが正解で
どれが不正解
ということはないのですが
最低限のルールだけは
抑えておいたほうが
よいと思い
ここでお伝えしたいと思います。
なぜならば
洋服で例えるならば
Tシャツに短パンで
厚手のコートを着ていたら
季節がチグハグに感じてしまうことと
同じだからです。
着物の本などで紹介されている
5月の着物は
袷の着物になります。
帯も冬の帯。
長襦袢も無双となります。
無双とは
袖が2枚になっている
長襦袢のことをいいます。
でも、それは本の上でのお話。
実際は、熱さも夏よりになり
我慢大会になってしまうため
厚手の単衣の着物に
冬の帯を合わせる方が多いです。
長襦袢も夏物にしますが
半襟は、絽ではなく
塩瀬や楊柳となります。
では、薄物では・・・
残念ながら5月から薄物は
季節をかなり飛び越えてしまっています。
確かに夏日のような熱さでは
薄物を着たくなりますが。。。
どうしても。。。
というのであれば
帯は博多帯
または沖縄の首里花織で
合わせることをオススメします。
その理由は
薄物の着物と冬の帯では
季節の段階をひとつ飛ばしているからです。
洋服でいえば
Ｔシャツに厚手のコートを羽織る
イメージでしょうか・・・
洋服の世界では
それをオシャレというかもしれませんが
着物の世界では
それはオシャレとはいいません。
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◆◇着物のオシャレとは◇◆
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歴史を辿ってみると
着物のオシャレは
色々な制限の中から生まれてきました。
その代表的な例が
江戸時代の
奢侈（贅沢）禁止令です。
町人は使える色を制限された中で
どうやってオシャレを
楽しもうかと思い、
四十八茶百鼠が生まれました。
四十八や百は数字ではなく
たくさんという意味です。
着物のルールはめんどくさい！
とおっしゃる方もいらっしゃいますが
決め事・・・みたいなものが
あるからこそ、楽しいのだと思います。
謎解きやゲームが楽しいのは
多少の障害物があるから・・・
そう考えたら、
着物もゲームみたいに
ワクワクしてきませんか？
オシャレとは今を楽しむこと。
苦行になってしまったら
それはオシャレではありません。
日常に彩りあるワクワク感。
着物で、そのワクワクを
感じてみませんか？
オシャレとは、今を楽しむこと。
目の前にあること
どんなことでも
楽しむことができたならば
毎日がＨＡＰＰＹになりませんか？
オシャレを楽しむ心
キレイでいること
美しくあること
そこには
キラキラ輝いている
あなた自身がみえるはずです。
私たちの「楽しむ心」は
日々「習う事」で作られています。
真似て真似て
繰り返して慣れて
カラダになじんで習慣化になると
自然に意識から無意識へと
スイッチを変えることができます。
楽しむ力は、笑顔を生みます。
笑顔は美しい心を作ります。
美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身の心次第。
あなたはどこで
キレイを磨いてますか？
着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。
少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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