新月に初心に立ち返ってみませんか？
こんばんは！
きものは自分を高めてくれる衣服！
もっとも輝く日本女性になるための着物への道 谷加奈子 です。
14日は、エクストリームスーパームーンでした！
東京はあいにくの雨模様でしたが、皆様はごらんになりましたか？
見えなくても、雲の上では、お月様が輝いていたことでしょう！
今日は2016年11月29日「新月」です。
新月とは
月の満ち欠けのリズムに合わせて
約29日に一度、新しく月が生まれる日。
「新しく生まれる」って素敵な言葉ですね。
今日は、「次のステップ」について
気づきをお話したいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇新月はスタート
キーワードは「初心にかえる」◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━
この2週間、どんな出来事がありましたか？
私は、久しぶりに林真理子さんの
「着物の悦び」を読みました。
この本は
本当に何も知らない女性が
どうやって着物と
付き合っていけばよいかが
描かれています。
着物の着付けや知識ではなく
メンタルな面からの
切り口が林真理子さんらしく
とても面白い本なのです。
着物の世界に入って
20年が経つと
それも
毎日、着物で過ごし
着物を着ることも
帯を結ぶことも
草履で歩くことも
日常になっている私・・・
読みながら
お店に入ったころの
ドキドキ感など
忘れている感覚があるなあ～と
思い返した2週間でした！
忘れている感覚は
他にもありました！
髪型をショートにして
3年半。。。
そろそろ
髪を伸ばそうかと考え
美容師さんに相談したら
短い髪の毛を
アップにしてくれました！
アップにしていたときの感覚を
久しぶりに味わい、新鮮！
あ～
アップにした感覚
そうそうこんな感じ。。。
そういえば
１５年近くアップにしていたのよね～と。。。
毎日、当たり前のように
過ごしていると忘れてしまうこと・・・
こんな感じ
あんな感じ・・・
感じは
感覚にも気持ちにも
置き換えられます。
初めてがあるから
今がある・・・
そんな経験
きっとお持ちだと思います。
新月に
ちょっと忘れかけた
大切な感じを
思い出してみませんか？
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇「初心にかえる」は
昔から学んでいたこと◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━
「初心にかえる」
私たちはどんな時に
初心にかえることがあるでしょう。。。
子供を産んだとき
子供と一緒に
学ぶとき
大人になって
試験を受けたとき
仕事などで
失敗したとき
いずれにしても
私たちは
大きな転機があったときに
「はっ」と思わされたときに
こんな感情が表れてくるようです。
でも、昔はもっと日常に
初心にかえる経験をしていました。
そのひとつが
親との同居です。
親になれば
子供から学び
（ここまでは現代も同じですが。。。）
おじいちゃん
おばあちゃんになれば
子供と
孫から学びます。
三世代同居することによって
より初心にかえることが多くなり
より多くの経験を重ねることができます。
そしてもうひとつが
お稽古事です。
お稽古事をされている方ならば
経験されているかと思いますが
お稽古事には自分で止めない限り
終わりはありません。
そのため
後輩が入れば
初心にかえり
一通り学べば
初心にかえる
教える立場になれば
その都度
初心にかえる
必要がでてきます。
日本は
こうして代々
「日本人としての生き方」を
受け継いできました。
「初心忘るべからず」
この諺は
世阿弥の時代に
生まれました。
世阿弥は
若い時の初心
人生の時々の初心
そして老後の初心と
いくつもの初心があると
解いています。
人間誰しも
みんなが褒めてくれる時期が
一回は来ることでしょう。
でも、そんなときこそ
その中に安住してはいけないと
世阿弥は言い残しています。
初心にかえるからこそ
次のステップに行ける・・・
そこで満足するか
満足しないで
さらに
歩んでいくか。。。
決めるのは自分です。
今日は新月。。。
2017年に向かって
ご自身のステップアップを
書き出してみませんか？
着物道では
着物から
日本人が一番大切に考え
育んできた学び
「調和」をお伝えしています。
日常生活から学ぶ「調和」
お稽古事から学ぶ「調和」
着物には、ファッションだけでなく、
隠された日本人の智慧と魅力があります。
「色の調和」
「柄の調和」
「季節の調和」
「カラダの調和」
「人間関係の調和」
「心の調和」
着物は
たくさんのことを
教えてくれます。
少しずつ
このメルマガを通して
感じていただけたら
嬉しいです。
今日は新月。。。
2017年に向かって
ご自身の新たなステージを
書き出してみてくださいね！
コメント