タンスに眠っている着物たちに気づくときとは
きものは自分の価値を高めてくれる衣服!
もっとも輝く日本女性になるための着物への道 谷加奈子 です。
先日、親戚から一本の電話がありました。
息子夫婦が一時的に同居することになり、部屋を片付けなければならず、着物を処分しようという相談でした。。。
早速出かけてみると、2棹のタンスに着物がビッシリ。。。
物を大事にする親戚だったので、着物はほとんど袖を通さずに大切に仕舞われていました。。。
今後も誰も着ることがない。。。との話だったので、一旦預かることに・・・
全部の着物に目を通し、種類別に風呂敷に包み整理終了。。。
あとは運び出すだけという状態で一旦作業を終えたのが昨日のこと。。。
そして、今日、親戚から1本の電話が。。。
「主人や子供たちにも反対されたので、そのまま置いておくことするわ。。。」と
ほとんど、袖を通していない着物たちは、またタンスへと仕舞われることとなりました。
おそらく、これからも袖を通すことなく、タンスに眠る運命をたどることに。。。
タンスに眠った着物たちには長い年月の間に何回か、眠りから覚めるチャンスがあります。
そのひとつが、生活環境の変化です。
引越しする、家を建て替える、身内が亡くなる。。。などです。
今まで存在に気づきながらもそのまま手付かずにしていた着物たちは、このときに気づいてもらいい、関心を持ってもらえたならば幸せなのです。
もったいないので着よう!
もったいないので、着て貰える人に譲ろう!
と思ってもらえたならば、着物たちもうれしいはずです!
ご自宅には眠っていませんか?
おばあさまやおかあさまが大切に守ってきた着物たちが。。。
もし眠っていたならば、ぜひ起こしてあげて下さいね!
ご相談は随時受け付けています!
コメント