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【着物道通信 No.37】

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初詣から習う日本人の心

きものとは心身ともに自分を高める衣服!!
もっとも輝く日本女性になるための着物道 谷加奈子 です。

今日は2018年1月2日、今日は「満月」です。

満月は月全体に太陽の光をいっぱい浴びているので
パワフルな月のエネルギーが満ちています。

お月様の輝きは
私たちの心に
エネルギーを与えてくれますね!

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◆◇初詣から習う日本の心◇◆
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2018年が明けました!
みなさま、初詣は行かれましたか?

それぞれのお家で
初詣に行く日も違うことと思います。

そもそも
なぜ初詣なのでしょうか・・・

初詣とは
年が明けて初めて
お寺や神社に参拝すること。

明治の初めころまでは
一家の家長が
大晦日の夜から
元日の朝まで
氏神さま(地域の神社)に籠って
過ぎ去った一年を感謝し
新しい年の無事と平安を
祈っていました。

これは
「年籠り」という習慣で
1000年以上も続いていました。

もちろん
神様に対してですから
正装で臨んでいました。

それが
大晦日の除夜参り
元旦の初詣と
変化していったのです。

初詣はいつまでに
行けばよいのでしょうか?

今では
正月三が日(3日まで)
松の内(7日まで)
小正月(15日まで)
1月中(31日まで)
と所説あります。

大切なことは
初詣に行って
過ぎ去った一年を感謝し
新しい年の無事と平安を
祈ること。

感謝の心は
日本人に
根付いている心です。

今年も
小さな感謝を
積み重ねていきたいですね。

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◆◇神様への感謝は服装から◇◆
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みなさんは、どんな服装で
お正月を迎えていますか?

お正月は
家に歳神様をお迎えし
神様とともに
過ごす日でもあります。

歳神様は
家を災いから守ってくれるご先祖様
農作物を司る神様
という二つの説がありますが
いずれも
家々に幸せをもたらすために
降りてきてくれる神様です。

歳神様は
門松に導かれ
鏡餅に鎮座されています。

家に神様がいらっしゃるならば
きちんとお迎えしたい・・・

どのご家庭でも
お正月飾りをされているのは

前回もお伝えした
「習う」とは、真似たこと(倣う)を
慣れるまで(慣らう)まで繰り返すこと。

先祖から伝えられ
実践されてきたからです。

時代は変われども
時代とともに変化はあれど

真似て
真似て
繰り返して
慣れて
カラダになじんでいる習慣。

この感覚は
言葉では
言い表せないことでは
ありませんか?

習う事は
どなたも
先生や両親の真似から
始まります。

お飾りも
お料理も
そして服装も
神様に敬意を表してのこと。。

お正月に
ジーパンで・・・
普段着で・・・
神様とともに過ごせますか?

その習慣を
子供に伝えられますか?

お正月は
一年で一番の「ハレ」の日です。

神様とともに過ごすお正月は
一年で一番、特別な日です。

お正月の服装は
日本人の
うちに秘めている美しさ=感謝の心を
刺激し、蓋を開け
花開かせる一番の機会です。

正装である着物を着て下さい!
とはいいませんが
私たちの「美しい心」は
日々「習う事」で作られています。

服装を正すことは
「美しい心」を習う一歩。

あなたは、何から
「日本人(民族として)の美しい心」を
習っていますか?

美しい心を刺激するのも
蓋を開けるのも
花開かせるのも
ご自身のこころです。

お正月が、着物が
その一歩だったら
嬉しいです!

着物には、ファッションだけでなく、
心身共に成長するための
隠された日本人の智慧と魅力があります。

少しずつ
このメルマガを通して
着物の持つ魅力を
感じていただけたら
嬉しいです。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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